• 千葉/東京/神奈川

少子化を見据えて量より質を重視！
きめ細やかな保育を実践

「あったかい心」を育む
子どもの気持ちに寄りそう保育

今回お邪魔した小学館アカデミー南さいわい町保育園は、JR南武線尻手駅から徒歩３分、リバーセンタービル２階の駅チカ園で、１クラス６名（１～５歳児）の小規模保育園です。年齢ごとに1名ずつ担任の先生はいますが、１、２歳児クラスと３～５歳児クラスが２つの保育室で合同保育のスタイルで活動しています。

首都圏を中心に約50カ所の保育所を運営する小学館アカデミー保育園。こちらの保育理念は、愛情・信頼・承認・思いやりの気持ちを持ち、その気持ちのこもった行動が素直に表現できる「”あったかい心”をもつ子どもに育てる」こと。保育士さんたちは、子どもたちとの関わり方では褒めること、励ますこと、視野を広げることの３つを実践しているそうです。

また、こちらの最大の特徴ともいえるのが、独自の保育プログラム“楽習保育®”。子どもたちが生活や遊びの中から、楽しく、自然に言葉、文字、数、形、音楽など、さまざまな得意を伸ばす保育で、「あそび・せいかつからまなびへ」をテーマに、乳幼児期から楽しみながら学べる活動を行っています。

 

素直で明るい子どもたちと
会話が弾む職員室

ここで働こうと決めた理由を保育歴１年、現在３歳児クラスを担当する吉田優希さんにうかがいました。「学生時代、子どもの気持ちに寄り添える、笑顔の多い先生を目指していたのですが、こちらに実習に来て、まさに私の目指している先生像がここにあると思いました。ほかの園にも行ってはみたのですが、もうここしかないという感じでした」。

具体的なエピソードとして、「先生方が子どもたちにすごく優しくて、子どもに対してネガティブな言葉を使わなかったり、活動中も保育理念の“あったかい心”で接しているなと感じることが多かったです。それから先生同士の人間関係がすごく良くて、休憩中もみんな仲良しで、私もそうなりたい、この仲間に入りたいと思いました」と話してくれました。

吉田さんから見て、園児たちは「明るく素直で好奇心旺盛な子たちばかりで、子どもの成長を感じるのが嬉しいです」とも話してくれました。最近ではトイレトレーニングがなかなか進まなかったお子さんがトイレで排泄できたことに感動したそう。

小規模保育のため、就職後すぐに１人で担任を持つことになった吉田さんですが、園長先生（写真左）をはじめ、周りの先生方のフォローがたくさんあって、無事に１年目を終えることができました。

 

採用責任者に聞く
働きやすい環境づくりとは

職場を決める上で、１番気になるのは働きやすさではないでしょうか。採用担当者の増田さんにその取り組みを伺いました。全国の保育園不足が解消しつつある現在、小学館アカデミーでは、今後の少子化を見据えて、保育園を増やさずに既存の保育園の質を高め「選ばれる保育園」を目指して、ひとつひとつの園を大切に育てているそうです。

その一環として「ＳｈｏＰｒｏ独自の危機管理体制を整えてマニュアル化しています。自然災害や事件、事故から子どもと職員を守るための取り組みです。専門のアドバイザーによる研修も実施し、安心して働ける職場の環境づくりをしています」。そのほかに福利厚生も充実していて、借上社宅制度、企業年金型積立制度、結婚休暇や時短勤務制度、キャリアアップの研修制度も整っています。

「コロナで子どもと触れる機会が少ない学生時代を過ごされた方もたくさんいらっしゃると思いますが、現場でしっかりフォローするので安心して入ってきてください」と、温かいメッセージもくれました。

吉田さんも「福利厚生はすごくいいです。お休みもしっかり週２日取れるので、仕事もプライベートも楽しく過ごしています」と話してくれました。お休みの日にはお友達とドライブやショッピング、カフェなどにお出かけするのがリフレッシュになっているそうです。「あと、先生たちが優しい人、思いやりのある人が多く、人間関係が本当にいいので、働きやすいです」と職場環境の魅力を教えてくれました。

恐れずに実習に行ってみて
きっと素敵な園に出会えます

しっかり者で、子どもたちに惜しみない愛情を注ぐ吉田さん。これから保育士を目指す学生のみなさんにメッセージをくれました。

「実習に行くときは私もすごく緊張して、不安でどうしようと思っていたのですが、いろんな保育園、保育士さんとの出会いもあるし、恐れずに行って欲しいと思います。実際に働き始めても、不安はあるし、失敗もあります。でも、先輩方に頼ることで確実に保育の仕方、スキルは上がっていくので、立ち止まらずに前に向かって歩いてください」と力強いアドバイスをいただきました。

 

※撮影時のみマスクを外しています。

保育士

吉田優希さん
神奈川県出身　21歳　１年目　法人歴１年目