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2022年10月31日

「保育士がやりがいを感じるのはどんな時?やりがい満点、魅力たっぷりな保育士のお仕事」

保育士は大変な仕事というイメージを持っている方は多いと思います。確かに、子どもと走り回ったり、子どもを抱っこしたり、お散歩カーを押したりと体力が必要な仕事です。また、子どもの命を預かる仕事であるため、責任が重く保護者とのやり取りにも神経を使う仕事です。しかし、それ以上にやりがいある素敵な仕事であるということも事実です。保育士の魅力がいまいち分からないという方のために、今回は保育士がやりがいを感じる瞬間についてご紹介します。

 

「子どもの成長を感じられた時」

子どもの成長はとてつもなく早いです。生後6カ月頃から寝返りをうち、はいはいやずり這いを始め、どんどん行動範囲が広くなっていきます。大体どの子どもも生まれて1年が経つ頃には歩けるようになります。そういった身体的な側面はもちろん、言葉の発達も目覚ましいです。赤ちゃんの頃からみていた子どもが話せるようになって、「〇〇せんせい」と名前を読んでくれた時には本当に感激します。そのような子どもの成長をすぐそばで感じられる点は保育士の魅力の一つです。

 

「子どもと信頼関係が築けた時」

子どもはとても素直です。人見知りをして泣いてしまったり、体調が悪くて不機嫌になってしまうこともあります。また、お母さんが恋しくて泣いてしまうというように大人とは違い、不安や恐怖というものにとても敏感です。子どもが不安を感じている時に、保育士を頼ってくれると子どもが自分を信頼してくれているということを実感し、やりがいを感じます。しかし保育士は頼って欲しさにただ甘やかすだけではなく、ゆくゆくは子ども自身が感情にうまく対処できるようにサポートしなくてはなりません。信頼関係を築きながら子どもの発達を支えることも保育士のやりがいの一つです。

 

「子どもが笑ってくれたとき」

人の笑顔を見ると元気が出てきます。特に子どもの笑顔は無敵です。ご飯を食べて「美味しい」と目を輝かせてくれたり、描いた絵を喜んでくれたり、一緒に遊んで大はしゃぎしたり、子どもは大人が日頃見逃してしまうような些細な出来事にも楽しそうに喜んで笑ってくれます。保育園での生活を通して子どもたちがくれる笑顔からパワーをもらえることは保育士の特権であり、やりがいと言えるでしょう。

 

「自分の能力が評価された時」

保育士は子どもの命を預かる責任がある仕事です。それゆえに、日々学びや勉強の連続です。周りの先輩にアドバイスや指摘を受けることも多くあります。その反面、できるようになったことや良い行動などを先輩や同僚などに評価してもらえるととても嬉しいです。日々、仕事に取り組むことで自分自身の成長を感じることができるのは大きな魅力ででしょう。

 

「保護者に頼ってもらえた時」

保護者は子育てに関して不安や悩みを抱えている場合も多いです。そんな保護者に保育のプロとして頼ってもらえると、一緒に子どもの成長を見守っているパートナーとして信頼されているように感じてやりがいを感じます。

 

「まとめ」

近年、保育士の待遇や労働時間など悪い面が目立っていることが多いですが、保育士にはこのように魅力がたくさんあります。子どもと関わることで学べることや得られるものもとても多く、自分自身の成長にも繋がる仕事です。大変な仕事ではありますが、その分やりがいも多い仕事です。他の仕事とは違った、やりがいのある保育士を目指してみてはいかがでしょうか。