保育園見学に行く前に知っておきたいこと
「就職をする前に園の雰囲気が知りたい」「いろいろな保育園を見比べてみたい!」
保育士の卵にとって、自分が働くことになる保育園の様子は気になるもの。そんな時におすすめなのが、実際に保育園の様子がわかる園見学です。でも、実際に保育園を見学したい時はどうすれば良いの?
今回は、保育園見学に行く前に知っておきたいことを社会福祉法人コビーソシオの栗本さんと佐々園長から伺いました。
保育園見学で注目するべきポイントを教えて!
初めての園見学では、いったいどこに注目すれば良いのか分からなくなりそうですね。しかし、ポイントを押さえておけば、園見学でも困りません。
佐々園長は、「自分が親だったら、この保育園に子どもを預けたいかな?」という親目線で保育園を見学することをおすすめしてくれました。
保護者から見て、「こういう施設だったら良いな」「こんな先生に預かってもらいたいな」「こんな行事があったら自分も子どもを預けてみたいと思うな」
そんな、もし自分が子どもを預けるなら?という保護者の目線は、実はとても細やかな部分に気が付くもの。例えば、保育士の声かけ1つでも、子どもに対する愛情に溢れていると、「自分の子どもを預けていても安心だな」と思いますよね。
保育園見学は必要?
就職する際に保育園見学は必須ではありませんが、園によっては就職前に見学をして欲しいというところもあるようです。
実際にコビーソシオでは、就職希望者に対しては事前に園見学をすることを全員に案内しています。1日で10箇所の園見学を行う人もいるそうで、園独自の取り組みや雰囲気を比較し、より自分に合った園を見極めることができますね。
保育園見学の申し込み方法
一般的な保育園では、電話やメールでの問い合わせになることが多いようです。
でも、コビーソシオでは、LINEのフォームから気軽に見学の申し込みをすることができます。園によっては予約の方法もさまざまなので、まずは自分の興味のある園をよく調べてみてくださいね。
保育園見学での持ち物
一般的な保育園では、事前に園見学を申し込みするときに持ち物などを聞いておくのがベストです。
コビーソシオでは、見学の時には必要な物は無いそうですが、質問したことをメモする時のために筆記用具は持っていた方が良いかもしれないと教えてくれましたよ。
保育園見学後のお礼状
一般的な保育園では、園見学をさせてもらった後は便箋を使ってお礼状を出しておくと良い印象を持ってもらえるかもしれませんね。
コビーソシオの場合は、園見学に来た人へ見学後にLINEでサンクスメッセージを送っています。この時に、園見学をさせてもらったことへのお礼や、実際に自分が見学をさせてもらった時の感想などを伝えると感謝の気持ちが相手に伝わりますね。
コビーソシオの園見学まとめ
採用ページは必見!
コビーソシオでは、公式ホームページ内に専用の採用情報サイトを設けています。こちらでは、テキストや動画で保育理念だけでなく実際の保育園の様子や、コビーソシオで働く職員さんからのインタビューなど盛りだくさんの情報を見ることができます。
さらに採用サイトのエントリーページに進むと、LINEの友達追加機能へのリンクに飛べるため、メッセージのやりとりで気軽に見学申し込みや問い合わせをすることも可能です。ドキドキしながら質問や園見学の電話をかけるよりは、気軽な気持ちでチャレンジできそうですね。
コビーソシオでの園見学の特徴①
栗本さんは、コビーソシオの保育園見学の特徴として「見学ツアー」があることを挙げてくれました。通常の見学ツアーも開催のほか、時期によってはハロウィンツアーやクリスマスツアーなどのイベントに参加することもできます。保育園を複数見学することもできるため、自分が行けるエリアの保育園をまとめて1日で回ることも可能です。それぞれの保育園ごとに違った特色があるため、自分に合う保育園を比較してみることができますね。
コビーソシオでの園見学の特徴②
さらに注目すべき点は「給食の美味しさ」です。保育園見学の際には子どもたちが実際に食べている給食を食べることができます。コビーソシオで提供されるのはレストラン顔負けの美味しさと美しさを誇る自慢の給食です。それもそのはず。コビーソシオの給食の調理部門トップは、有名ホテルの総料理長なのです。そんな美味しい給食を、保育園見学では無料で食べられるのが嬉しいポイント。
保育園見学をすると就職への近道になる?
また、コビーソシオで採用を担当している栗本さんは、保育園見学をしに行くと就職に有利になることがあると教えてくれました。
その理由は、見学の人と一緒に保育園見学をして回っているとだんだんとその見学者の人間性が見えてくるからだそう。たくさんの保育園を見学して、一生懸命メモを取ったり質問する姿は採用担当者の職員もしっかりと見てくれています。
複数の保育園を見学して回る際も、1つ1つの保育園の良さをすみずみまで探してわからないことはどんどん質問してみると良いですね。一生懸命な姿からはきっと「この保育園で働きたい!」という熱意が伝わることでしょう。
おすすめの見学のタイミングは?
保育園見学に行くなら、なんといっても主活動のタイミングがベスト。土曜日やお昼寝(午睡)の時間帯、子どもが少ない朝や夕方のタイミングでは保育園のおおよその様子しかわかりません。ぜひ、子どもたちが元気いっぱいに活動している平日の日中のタイミングを狙って行ってみましょう。子ども同志の関わり方や、保育士と子どもとの関わり方など見どころがたくさんありますね。
コビーソシオの場合はどんな保育園説明をしている?
コビーソシオでは、保育園見学だけでなく社宅の見学をすることもできます。さらに実際にコビーソシオで働いている1年目の保育士さんや、地方から就職してきた保育士さんから説明を受ける機会もあるそうです。自分が不安に思っていることを直接先輩保育士さんから聞くことができるため、安心して就職することができますね。
保育園見学に行く際の心構え
保育園見学に行く際には、「まっさらな気持ちで来てください」と、佐々園長は言います。
初めての保育園見学では、いろいろな不安はあるかもしれませんが、保育園で働くことは子どもたちの笑顔や成長を感じられる貴重な経験になります。ぜひ、素直な自分の気持ちのままで保育園見学にトライしてみましょう。純粋に疑問に感じたことは質問をしてみて、クリアにしつつ、どの保育園が自分に合っているかを確かめながら楽しんで来てくださいね。
【取材協力】
コビーソシオ
■栗本大輔(人材開発部・就活支援マネージャー)
■佐々詩織(2009年入社・コビープリスクールみなみおおいずみ園長)